--ウィーンの風--
新年度になり、広島交響楽団の音楽監督が下野達也からクリスティアン・アルミンクに代わりました。先週の土曜日、就任披露と銘打たれた最初の定期演奏会が開催されて、アルミンク自身が指揮をおこないました。
幕開けの曲は、ベートーベン作曲ピアノ協奏曲第5番「皇帝」で、ピアノ独奏は、ティル・フェルナ―でした。プログラムノートによると、作曲者、指揮者、独奏者の全てがウィーンゆかりの人ばかりということで、期待が膨らんできました。
演奏が始まった直後から、これまで耳慣れてきたものとは違うという感じを受けたのですが、曲が進むにつれて、その思いは更に強まり、ウィーンの風のようなものを感じる程でした。共にウィーンで生まれ育った、指揮者と独奏者の息の合った本場の演奏が満喫できて、印象深い時間となりました。
<<今週のおススメ>>
本場で生まれ育った人が本場の伝統的な物事を遂行する時、他の追随を許さないレベルに達する可能性があります。そのような場面に遭遇した時は、何も考えず、それを楽しみましょう。ひょっとしたら、ご自分のレベルが上がる契機になるかもしれません。
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